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2018/09/24 桂川ロワーセクションDR

ども、ペー田中です。
最近ベビトラではそのイベントのレポートを書くのは沈脱した人間であるという不文律があるようで、賢明な読者はもうお察しされているかと思いますが…。そうです、沈脱いたしました。
しかしながら今回の沈脱は自分でいうのもなんですが、勇気ある沈脱・脱して本望・玉砕といった言葉がでてくるような潔いものでありました。
「俺やったぜ!」的な清々しい気持ちで、桂川の“ちょっとケミカル的には汚れてるかな?”の水のなかを泳いでおりました。

その日はこどもの行事や休日出勤などで潰された三連休の最終日9月24日。帰りの渋滞を恐れた我々は早朝というには少し遅い、しかしながらそこそこ早い時間に集合場所に集まった。
メンバーはアニー、ナベさん、門さんの三名。
前日深夜に「おとといの桂川は程よい水量であった」との情報から御岳の予定から急遽桂川に変更になったその日のダウンリバーは、日ごろパワーのない御岳で漕いでいる私にとっては、翌週に控えている長良川への前哨戦という意味では丁度よいと考えていたのであるが、さすがにチキンになっていて「今日はちょっとまずいかな」と思いながらも、おとといまでより多少水量の減った桂川を下って行ったのであった。

桂川を漕いだ方はよくご存知かと思いますが、途中、いわゆる「核心部」というところがあります。
そこはいくつかの瀬を越えた最後に横一列に凶悪ストッパーが待ち構えており、その日の水量によっては逃げ道の少ないテクニカルな場所となってしまうのである。

日頃、しばしば桂川を漕いでいるアニーを除き、他の三人は左岸の岸からその場所を偵察した。その結果左岸の四分の三はまっき巻きのストッパー。残り四分の一は巻いているがなんとか抜けられそう。
そして、“これは男としていかがなものか“ルート。いわゆる右岸べたべたのほぼほぼ静水。場所によってはボトムを削りなんとか距離を稼ぎながら例のストッパーを避けるというもの。
偵察した三人は喧々諤々相談した結果、「残り四分の一」ルートがベストなのでは、との結論に至った。あそこの岩を抜けたら鬼漕ぎで右にエスケープ。そして巻き巻きポイントを避ける、という意見で一致した。
そして、だれも口にはしなかったが、例の“男としていかがなものか”ルートを下るという意見は誰からも出なかった。
そう、そこは“これは男としていかがなものか”であったからである。
最初はアニー。ど真ん中を突っ切っていったがなぜか巻かれることなくクリア。
次はナベさん。見事偵察時のルート取りでクリア。
さて、その次は…。上流に待機していた私は目を疑ってしまった!(本人の名誉のため、仮に「Kさん」にしておきましょう)は、なんとあの誰もが口にするのもはばかれた“男としていかがなものか”ルートに向かっているのでではないか!!
門さん、いや、Kさんは例のボトムスリスリポイントをカヤックの素材を削りながらドロップ。そして視界から消えていった…。
妻も子供もいる私は一瞬“あの「”男としていかがなものか”ルート」を行ってしまえ!”との悪魔の囁きが聞こえた。しかしながら私のプライドがそれを上回った。
男としてのプライドをかけ、私は巻き巻き四分の一ルートを目指して漕いだ漕いだ漕いだ…。
しかしながら力及ばず私の乗ったボートは巻き巻きホールで“勝手にカートホイール”技を完成させていたとのことであった(アニー談)。
私は泳いだ。しかしなぜだか心地よい気持であった。
力対力の勝負に負けた。ガチンコ勝負に負けた。負けて悔いなし!
しかしながら…。
私の前を漕いでいったKさん(匿名)のルートはいったいなんだ。
いくら乳飲み子がいるからってなんだ。
そこまでやるか!

そして、例の核心部に新たなルートが切り開かれました。
その名も
“ルートK”
核心部に安全なルートが開拓されました。

おわり

-この日の参加者(五十音順、敬称略)

アニー(L)
カド
ナベ
ぺー

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